3月も後半になり、暖かい日も増え少しずつ春めいてきました。今回は、通所リハビリテーションで行っている日々のレクリエーション活動の様子を紹介させていただきます。
今回紹介するレクリエーションは、“うちわで花びらすくい”です。 このレクリエーションはうちわを使って、蝶々型に作ったお花紙をすくい上げて箱に入れます。
このレクリエーションのねらいとしては、 ①うちわで紙をすくうことによって脇の協調性(紙を落とさずにスムーズにすくう能力)を向上させる ②すくい難い素材をすくおうとすることで集中力や注意力を向上させる 効果があります。
このレクリエーションは、片麻痺の方も楽しみながら行うことができます。
届き難い場所にお花紙が行ってしまった場合は、職員が取りやすいように壁を作るなどできるだけご自分の力で行えるように支援しています。
空間無視がある方はあえて見えにく場所に蝶を置き、見えずに取れなかった場合は、職員が声掛けを行うことで、その方向に意識を向けられるようレクリエーションの中でもリハビリの観点を持ちながら行っています。
来年度も引き続き、ご利用いただくお客様には、毎回楽しんでいただきながら、レクリエーションがリハビリに繋がるよう工夫して様々なことを提供させていただきます。またその様子をこのブログで紹介していきますので、楽しみにしていてください。